短期間で世界一周

2週間、60万円で行く世界一周

なんで「超短期間」で世界一周?

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もともと海外旅行、特に世界遺産巡りが好きだった事、そして好きな旅行作家、吉田和友さんの「12日間世界一周! 忙しくても意外と行ける世界旅行」という本を読んだ事がきっかけで自分も行ってみようと思い2週間で6カ国という小さな世界一周をしてきました。

旅行好きな人の中には、まとまった休みが取れなかったり、いつかは行きたいなーと思っていてもその「いつか」がなかなか来なかったりして自分の希望を実現できない人も多いと思います。自分も新しい事へのチャレンジに対してはかなり腰が重い方ですが、前述の吉田さんの本を読んでから、いつかは行ってみたいと思っていた世界一周が突如かなり身近なものになり、少し調べてみただけで「これは自分でも行ける」という確信に変わりました。

この2週間の世界一周で20代のうちに行っておきたかった、たくさんの国々とどうしても早いうちに見ておきたかった数々の素晴らしい世界遺産を見てきました。20代最後の年ということもありましたが、それよりも大きな影響を受けたのが2011年3月11日の東北の震災と同年に起きたタイの大洪水でした。

この2件の大きな災害は、自分がいつか行きたいと思っていた目的地はずっと今のまま存在している保証なんてどこにもないということ。そして自分がいつまでも元気に生活を続け、そして旅行に行くことが出来る保証なんてないどこにもないことを強く突きつけました。

現にタイの洪水ではアユタヤの遺跡のほとんどが水に浸かり、一時は半年以上は水が引かないのでは?とも言われました。ペルーのマチュピチュも山に登るための登山道が大雨で通行できなくなるニュースを度々耳にするし、戦争や内戦でその姿を失ってしまった世界遺産も数多くあります。

そんな数々の場所をとりあえず一目でいいから見ておきたいと思い実行したのがこの2週間という短期間での世界一周です。少しハードではあるけれど短い期間で多くの目的地を回れること。普通の航空券に比べてかなりお得な"世界一周航空券"を使えること。この2点に惹かれる人はちょっとばかりいつもとは違う旅行をしてみてもよいんじゃないかと思います。